おちゃらけミクロ経済学: 産出水準の効率性 その2

2013年8月23日金曜日

産出水準の効率性 その2

経済循環フロー図と産出水準の効率性




経済全体において人びとの好みが変化し、
産出水準の効率性が発揮されると、生産の組み合わせも変わります。



もちろん、生産の組み合わせが変化するのは、経済シグナルとしての価格
財を自由に処分できる所有権が、確立していることが必要となります





Bread / rprata





経済循環フロー図の概要





価格所有権だけで、ずいぶん都合よく変化するようにも見えますが、
価格所有権に加えて経済循環フロー図を理解することで、
人びとの好みが生産の組み合わせに反映されるのか、分かりやすくなります。



経済循環フロー図






経済循環フロー図~家計と企業





経済循環フロー図とは、経済で行われる取引を円の周りでフローとして流す
モデルのことを言います。財・サービスの市場では、家計企業から財を買い、
企業への貨幣のフロー(流れ)を生み出します。



一方、企業が需要市場で家計から生産要素を買い付けるとき、
貨幣は家計に戻っていきます。


(つづく)







0 件のコメント:

コメントを投稿