おちゃらけミクロ経済学: ブラック労働をするか否か その5

2013年4月25日木曜日

ブラック労働をするか否か その5

賃金率上昇の代替効果と所得効果について




ブラック労働をするか否かその3では、ビールとピーナッツの関係において、
「ビールの価格が下がった場合」、それぞれの消費数量が、どうなるかを説明しました。



(ビール)

  • 代替効果→消費量は増加する。ピーナッツと比較して相対的に安くなるため
  • 所得効果→消費量が増加する。価格そのものが安くり、消費者の購買力が上がりため
  • 総効果→消費量は必ず増加する



(ピーナッツ)

  • 代替効果→消費量は減少する。ビールと比較して相対的に高くなるため
  • 所得効果→消費量が増える。ビールの価格が安くなったことにより、購買力が上がるため
  • 総効果→消費量の増減は分からない。代替効果と所得効果のどちらが強いかによる





RIMG0222 / vaboo.com



予算制約線を外側に回転





ビールとピーナッツの関係において、「ビールの価格が下がった場合」というのは
作図をすると下の図のようになります。予算制約線が外側に回転します。



ビールの価格が下がった時の代替効果









賃金と余暇の関係において、この図と同じ状態にするためには、
「賃金率が上昇した場合」と置き換えることができます。



賃金率が上昇したときの代替効果






代替効果と所得効果のどちらが強いか?





賃金が上昇したときに注目すべき点は、果たして余暇が増加するか、減少するかということです。
代替効果と所得効果のどちらが強いかによって、反応は異なります。



代替効果が強ければ、余暇時間は減少します。
賃金率が低い水準にあるとき、代替効果が強いといわれています。



代替効果が強いときの変化









所得効果が強ければ、余暇時時間は増加します。
賃金率が高い水準にあるとき、所得効果が強いといわれています。




所得効果が強いときの変化






(つづく)

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